リーモート管理サービスで機器の保守・管理の手間を削減
キキNaviとは、インターネットを経由して遠隔地に設置した機器と管理者をつなぐ、バッファローのリモート管理サービスです。
キキNaviをご利用いただくことで、遠隔地からの機器の監視、メンテナンス用の簡易操作が可能となり、機器管理者の負担を大きく軽減します。
◆ 対象機種をお使いのお客様であれば、無料でご利用いただけま
す。
◆ TLSにより暗号化された通信を使用しているので、セキュリテ
ィーも安心です。
◆ HTTPS通信ができる環境であれば、特殊なネットワーク設定
は不要です。
◆ キキNaviが送受信するデータは機器の管理に使用するシステム
の状態情報のみで、TeraStationに保存されたお客様のデータ
は含まれません。
※ AirStation Pro、法人向けルーターやスマートスイッチについ
てはWLS-ADTとの同時管理はできません。
キキNaviクラウドゼロタッチ
開梱不要でキキNaviによる遠隔設定ができる
「キキNaviクラウドゼロタッチ」では、キキNaviの保守・管理会社が製品の開梱をすることなく、キキNaviへの機器一括登録や機器設定の事前登録が行えます。導入先のユーザー様が機器をインターネットにつなぐだけで、設定が完了し運用開始が可能です。また、運用中の設定変更もキキNaviから可能になりました。従来はWeb設定画面から1台1台設定変更をする必要がありましたが、遠隔から一括設定変更が可能になりました。より便利に無線LANアクセスポイントをご利用いただけます。
キキNaviクラウドバックアップ
NASのBCP対策として、定額料金のライセンスパックでクラウドストレージを活用した遠隔地バックアップが簡単に導入可能です。データのみならず、設定情報も合わせてバックアップ・復元でき、NASの再設定の手間を削減します。キキNaviからクラウドバックアップの設定管理や進捗確認を可能にします。
リモート設定(NAS)
NASの「リモート設定」機能では、インターネット経由で遠隔からNASのWeb設定画面を開き、設定変更ができます。従来は機器管理者が設定変更のために都度現地訪問する必要がありましたが、本機能によりリモートで設定変更が反映できるため、現地訪問や訪問日程の調整が不要となり、作業効率の向上が見込めます。
また、複数人で管理することも可能で、担当者が不在時でも対応を実現します。
※対象シリーズ:TS5020シリーズ/TS3030シリーズ/TS6000シリーズ/TS3020シリーズ/TS5010シリーズ
※リモート設定では、以下の操作は行えません。
[Webアクセス]ー[ローカルで使用する]の設定変更、ウイルスチェック設定の変更、ファイルオーバー設定の変更、時刻設定の変更、ファイル操作ログの閲覧、設定の初期化、ドライ
ブ完全フォーマット、設定・データ移行の実行(データのみの移行は可能)、キキNaviの無効化、リモート設定の無効化
特徴1 稼働状況の把握
機器の状態を常に監視。エラーは直ちに通知
キキNaviが機器管理者に代わり、対象機種の稼働状況を把握します。
機器管理の負担を大幅に軽減し、情報機器の管理が苦手な方でも安心して運用が可能になります。
Webベースの管理画面なので、インターネット接続環境があればどこからもパソコン、タブレットから状態管理ができます。
②障害通知
機器に障害が発生すると、直ちにキキNaviからお知らせメールが送信されます。パソコンやタブレットでメールを受け取り、障害内容をキキNavi上で確認できます。
また、通知内容は「異常」「警告」「情報」の3段階の重要度に分けることができ、それぞれ通知の要否を選択することができます。メールの件名に重要度や法人ユーザー名を追加することで、対応の要否や重要度を一目で確認することができます。
[メール通知内容例]
・ネットワーク接続の切断
・ドライブの不良セクターの増加
※TeraStationのみ
・読込みエラー/書込みエラー
※TeraStationのみ
・ファン異常
※TeraStation、スマートスイッチのみ
・バックアップエラー/レプリケーションエラー
※TeraStationのみ
・ループ検知
※スマートスイッチのみ
・POEオーバーロード
※スマートスイッチのみ
①監視
キキNaviを使うことで、遠隔地の機器の稼働状況をブラウザで監視できます。
[監視内容例]
・デバイス死活監視
・システム状態(システムエラー/CPU使用率/メモリ使用率など)
・HDD/SSD情報(使用率/S.M.A.R.T.情報)
※TeraStationのみ
・USB接続機器情報(USB接続HDD/UPS情報)
※TeraStationのみ
・無線バンド情報(接続クライアント数など)
※AirStation Proのみ
③復旧ガイダンス
キキNavi上で、発生したエラー内容に沿った復旧ガイダンスが表示されます。
ガイダンスの手順に沿って、復旧作業を実施できます。
※TeraStationのみ
特徴2 遠隔簡易操作
メンテナンス用の簡易的な操作なら、現場での作業は不要
キキNaviに登録された機器は、今までは現場でしかできなかったいくつかのメンテナンス用簡易操作をインターネット経由でどこからでも実行できます。機器設置場所への訪問工数を削減し、入室許可手続きや、訪問日程日時の調整など、手間とりがちな現場での作業実施が、遠隔で可能になります。
◆再起動
機器へのアクセスが不安定な場合に再起動できます。
◆ログ取得
障害時に解析にログが必要な場合、ログを機器からキキNaviにア
ップロードし、アップロードされたログをパソコンへダウンロー
ドできます。
◆FWアップデート
新機能追加や脆弱性対応など、最新のFWを機器へ適用します。
(オンラインアップデート)
※TeraStation WSSではWindowsアップデートも実行可能
◆I'm here
修理対応の現場に複数の機器がある場合、キキNaviに表示された
機器をブザーまたはLED点灯でお知らせします。
◆シャットダウン ※TeraStationのみ
計画停電時などのシャットダウンを実行。
タイマー設定で、休憩中や定時後でも指定時刻に合わせてシャッ
トダウンを実行できます。
※シャットダウン後の遠隔起動はできません。
◆PoE給電のリセット ※スマートスイッチのみ
ポート毎にPoEの給電のリセットを実行します。ハングアップし
た給電対象機器を強制的に再起動することができます。
特徴3 稼働状況の共有
保守・管理会社と法人ユーザーで機器を管理
『必要な階差が必要な機器だけを「監視、簡易操作」』できます。
・保守・管理会社は、法人ユーザーA社とB社の機器を「監視、簡易操作」
・機器を所有している法人ユーザーA社とB社は、自社の機器だけを「監視、簡易操作」
※TeraStation WSSでは監視のみを受けつける設定が可能です。セキュリティポリシー上、遠隔操作を許可できない会社様にもご導入いただけます。
保守・管理に関わる人、みんなで機器を管理
機器の保守・管理は営業担当、サポート担当、技術担当など、複数の人が関わることが多いです。
キキNaviでは、登録されたユーザーが対象となる機器の管理に必要となる監視・簡易操作といった権限を担当者ごとに設定できます。
「例」
①上司は管理する組織を作る、担当者の権限を設定する。
②サポート担当や営業担当は自分の担当している会社の機器の「監視」だけができる。
③技術担当は自分の担当している会社の機器の「監視、簡易操作」ができる。
その他の特徴
2要素認証機能に対応
2要素認証を設定することで、キキNaviへログインする際に、通常ログイン時のメールアドレスとパスワードに加え、スマートフォン用認証アプリの確認コード入力が必要となります。万が一パスワードを漏洩した場合でも、キキNaviへの不正ログインを防げるため、セキュリティーを高めることができます。
動作確認済み認証アプリ
・Google Authenticator (iOS/Android)
・Microsoft Authenticator (iOS/Android)
・Duo Mobile (iOS/Android)
・Twilio Authy (iOS)/Twilio Authy Authy Authenticator (Android)
個人での2要素認証に加え、組織単位で2要素認証を必要とする設定が可能です。(管理者ユーザーだけ設定可)。同組織に所属するユーザーは2要素認証が必須となり、組織全体としてセキュリティーを高めることができます。
※組織単位で2要素認証を必須とする場合、2要素認証を設定していない所属ユーザーに対して設定を促すメールを通知することができます。
保守パックのライセンス管理が可能
保守パックのライセンス期限を入力できます。(手動入力)
キキNaviから確認できるようになり、障害発生時などライセンスの有無などをまとめて確認できます。
バッファローサポートセンターとの情報共有が可能
障害発生時、バッファローサポートセンターにも機器の状態を共有することができます。
お客様のお使いの機器の状態を共有することで、適切なサポートがご提供可能となります。
※バッファローサポートセンターへの情報共有につては、お客様側の許可が必要となります。